門前の小僧

ジュエリー&ルースショップのweb・グラフィック担当の私(小僧)が、
日常の日記を中心に、たまに門外漢であるジュエリー・宝石の事、業界の事を書いています。
もちろん、ベルデライトの情報も。つたないブログですがよろしければお読みください。

※このブログは本サイトであるベルデライトの1コンテンツとなっております。
そのため、分からない話は本サイトをリンクでご覧になりつつお読みください。

やはり週末を越して、月曜、しかも夜になってしまいました。
前週はベルデライトとして日本橋三越へ、
その週末はAgとしてデザインフェスタに出店。
その雰囲気は前回のブログで書きましたが、
それを経て、先週末はイベントではない普通の週末となりました。
ただ、嬉しい事に、サロンへは予約をいただきまして、
残念ながら私は行けなかったのですが、
棚橋は久しぶりに、自分のサロンへお客様を迎えられ、
ただ休むよりも、逆に楽しく自分のペースを取り戻せたようです。 

で、私の方は、プライベートの用件がどうしても外せず
休ませてもらっていたのですが、
棚橋のように店頭で居たわけでもないのに、
なんだか思った以上に疲れていまして、
その用件以外はだらだらと過ごしてしまいました。笑
その疲れの原因の一つですが、
実はデザインフェスタの前の週末、iPhonを水没させてしまい、
必死に復活をはかったのですが、結果的にはダメになってしまいました。
後になると、早々に正規サービスセンターに持って行くのが一番だった
と気づかされましたが 
落とした時には、icloudも意識して使っていませんでしたし、
Apple Careもわかっていなかったので、
まずは少しでも電源が入ればバックアップとりたいという思いと、
全損の場合は機種変更でお金が掛かるのが気になり、
少しでも生き返らないかとあがいていました。 
しかし、結局それが仇となり、
最初は辛うじて気配のあったのが、5日目に完全に沈黙の状態となりました。
因みに、只の水没なら助かっていたかもとは思います。
私の場合は、その前に数回普通に落としていて、
水没時には、ボディーのどこかに隙間があったようで、
普通では入らない部分にまで短い時間で水が入ってしまったようです。

それで、その完全に動かない、ウンともスンとも言わないiPhonを持ち、
しょうがないから、機種変更しかないかなぁ・・・と
携帯ショップに行きました。
が、iPhonの状態を聞いた途端に、
故障の場合は正規サービスセンターでないと一切対応できませんと
その案内だけを渡され、全く受け付けてくれませんでした。 
とりあえず、本当にダメか復活の見込みがあるのかだけでもと言ったのですが、
全く触れませんという感じでした。
その時になって、購入時、確かにそのような事を言われたかも・・・
と思い出しました。

そうなるとしょうがない。
もらったサービスセンターのリストを見て、
最寄りの所にそのまま行きました。
正直、appleの正規サービスセンターはやっぱり凄いですね。
ショップもそうですが、モノを売るというよりも、
そのブランドを守り、サービスで売っているのが改めて感じられました。
携帯ショップからたらい回しにされた感覚、その手間と時間から、
最初「なんで携帯ショップで診られるようにしないんだよ〜」
「携帯ショップももっと最初買った時に言っておいてほしいよ」
と思っていました。
(実は向かう途中、前述したように買った時に
そのような事は言っていたなぁとぼんやり思い出していました)
そんな気持ちなので、勝手ながらはっきり言って不機嫌だったのですが、
サービスセンターで受付から最後まで対応してもらっている内に、
いつの間にか、そんな気分は忘れていて、
それどころか、しっかりとした対応、知識にすっかり癒され、
逆に悪いなぁ、良くやってくれているなぁとすら思うようになりました。
それは、凄く特別な何かをしてくれたと言うのではなく、
ただ笑顔で、でも決して逸らすことのないまなざしで話し、
しっかりと話を聞き、お客にわかりやすく、それでいて技術的な解説も入れ、
また手続きの事もスムーズに確認し処理してくれた事、
その積み重ねが、お客である私に真摯に向き合ってくれている事を
感じさせてくれたからだと思います。。
おかげで自分がapple careに入っていたこと、
またデータも大半がicloudeに入っていたことが分かり、
金銭面もデータも軽傷で済みました。

しかし、何より助かったのはため込んだイライラ、ストレスの癒しです。
それで考えたのは、私は何にイライラとストレスを溜めていたのか?
と言う事だったのですが、
よく考えてみると、携帯ショップに怒っていたのは、修理を受けられない事ではなく、
その時のショップの方の対応が、
いかにも煩わしそうに、「それはここじゃないよ、分かってるでしょ!」
という風に感じた為に、その感じが嫌な気分にさせたのでしょうね。
だからこそ、その後のapple careのスタッフの対応でそれが癒されたのでしょう。

モノはもちろんですが、やはりブランドでしっかりと成り立っている所は、
お客様に真摯に向き合う事でそれをしっかりとモノに付随する価値として提供し、
お客の方も、その価値をしっかりと感じて
お金を払っても惜しくないと思えるのだと感じさせられました。

私達、ベルデライトは・・・と思わず考えてしまいますね。
ベルデライトはブランドとして立ち上げているつもりです。
そして決して安くない、高いモノを販売しております。
モノそのものの価値はもちろんですが、
今回の体験で、皆さんにそれに見合うおもてなしが出来るよう、
ネットでのやり取りも含め、これからも心がけていきたいと、改めて思いました。

さて、この週末、金曜からは表参道ヒルズのギャラリーにて、
また展示会です。
今回はグループ展になっておりまして、私共ベルデライト以外にも
雑貨やアロマ、鞄などいろいろな作家さんが集まります。
是非、遊びにいらしてください。


 

もう夏かと思うような一週間。
ベルデライトはイベント真っ最中。
水曜から昨日まではベルデライトとして三越のジュエリーバザールに、
本日と明日はベルデライトAgとしてビックサイトでの
デザインフェスタに出店しております。 
今日、棚橋はその雰囲気とお客様の違いに一時ついて行けず、
自分の切り替えが出来なくて、ちょっと戸惑ってしまっていたようです。
明日はもう一日デザインフェスタ、そして月曜はまた三越となりますが、
月曜の三越がちょっと怖くなりますね。笑

それにしても、三越の方は、やはり催事自体の感じは流石というか、
平日からそれなりに人が来ていて、
三越のお客様、しかも日本橋三越のお客様という感じで、
やはりちょっと緊張しますね。
もちろん、自分達が自分達の展示会やサロンでお客様をお迎えする時も
しっかりとと思っていますし、自分達の出来る限りの事で
お客様に気持ち良く過ごしていただけるようにと思ってはおります。
でも、それはあくまでベルデライトを知って、来て下さるお客様であり、
そうしたお客様は、基本的に当店のHPやブログ、
何より石にジュエリーをご覧になって、
当店の雰囲気もだいたいは分かりつつ来て下さるわけで、
それが、催事で出ていると、当然ですがいらして下さるのは三越のお客様であり、
三越の接客、サービス、おもてなしをお求めになっていらっしゃるわけで、
そう思うと、棚橋も顔の筋肉が痛くなるような緊張感を
感じているのではと想像してしまいます。 
それでも、少し用があって行った時には、
たまたま石がお好きなお客様がご覧になってくださっていたようで、
いろいろとお話ししていたので、
そのお客様が離れられたら用を済まそうと思っていたら、
サロンでの接客には遠く及びませんが、
結構待つことになりました。笑
その後に行ったら、少しすっきりした楽しそうな感じではありましたけどね。
やはり、石の事が話せるのが一番のようです。
三越というか、間に入っているスタッフの方にも
「長く話してましたねぇ、いつもあんなに話すんですか?」
といった感じで関心されたようです。
当店のサロンでの接客なら平均数時間といった感じなんですけど、
やはりサロンだからこそなんでしょうね。
店頭でそれはお客様にも辛いでしょうしね。笑
そうそう、その三越へも日々、合間合間に応援に駆けつけるように
何人かの知っているお客様が、わざわざ来て下さいました。
本当にありがとうございます。
そうしたお客様のお顔が見れ、話せる事で
棚橋も緊張を緩和させていただけております。 

そして、本日と明日のデザインフェスタ。
やはり、三越とは異なり、ここは私達が好き勝手(笑)できるイベントですから、
自分達のブースで、純粋に石についてお客様を捕まえ話しております。
特にAgはより石好き向け、宝石どころか原石までを扱っておりますから、
体は疲れていても、これはこれで良い切り替えになるのか、
前述の戸惑いが無くなってからは、
楽しそうにお客様に声をかけておりました。
ここで逆に鋭気をやしない、体でなく心で
月曜は三越の催事場に棚橋が立っていると思います。
私は明日はちょっと片付けだけの手伝いで、
月曜はサロンでするべき事をして棚橋の留守を守ろうかと思います。笑

それでは皆様、明日のデザインフェスタ、そして月曜の三越最終日、
お時間ございましたら、是非、遊びにいらしてください。

さあ、片付けがんばろう。 

皆様、今更ですが、ゴールデンウィークは楽しく過ごされましたか?
そして、ゴールデンウィークの疲れは落ち着きましたか?
ゴールデンウィークが終わって、いよいよ5月も半ばへとさしかかり、
日差しもだんだんと暑くなってきました。
明日、明後日はもう台風の心配もしないといけないようで、
季節の移る早さに驚かされます。

さて、そんな季節に追い立てられるように
ベルデライトもバタバタと動いております。
前回書いたように、この水曜からはいよいよ日本橋三越での歳事
「初夏のジュエリーバザール」が始まります。
まさに今も値付けや仕分けに棚橋も追われております。
ここに来て尚、本当に大丈夫なのかなぁ・・・と一抹の不安もありますが、
やはり、どんな感じになるのだろう?とちょっとドキドキ?わくわく?
が勝っている気がします。
棚橋もこの週末、少し疲れから体調を崩し体調に不安を覚えていますが、
それでもやっぱり出てみたい、どんなだろう?という思いが強いようです。
値付けもしてみると、やはり思った以上に値段は高くなってしまって、
こちらの価格を知ってくださっている方には
ちょっとお進め出来ない価格になってしまいますが、 
それでも、その値段の差は三越の補償、信用、サービス、
いわゆる老舗のブランド代ということなのでしょうね。
ベルデライトに、その場ではそういう補償が付くということなのでしょう。
お客様が安心して変える補償。
そういう意味では、だからこそ私達も、ベルデライトを全く知らないお客様に
安心して買っていただけるというメリットがあります。
そして、やはり「三越で日本橋三越本店で買う」というステータスもまたあるのでしょう。
あの場の格式、スタッフのおもてなし。
ベルデライトだけでの良く言えば気軽な親しみあるおもてなしとは異なる、
格式ある老舗のサービス。
それを含めての差額ということでしょうか。
それを全て取り入れる事は出来ませが、これからのベルデライトと
そのブランドを高めるために、大いに勉強できればと思っております。
毎年新作発表している夏の展示会も6月末に開催予定なので、
その時にはもしかしたら、少し接客が違うかも・・・
と、急にはならないかと思いますが、 
きっと棚橋にとって、またベルデライトにとって
良い経験になるかと思います。
約一週間、ベルデライトは老舗デパートに出張してまいりますね。

とは言え、その三越には私は居られませんが、
Agとして出店のデザインフェスタには少し手伝いに参ります。
いつもならしっかり2日間、売り子をするのですが、
今回はどうしてもの所用で、土曜の午後だけの手伝いになりそうです。
デザインフェスタの学芸会ノリ、お祭り感は好きなので、私自身残念ですが、
これもしょうがないので、出来る範囲で手伝おうかと思います。
その反動というか、売り子が出来ないストレスというか、
じつは昨日の日曜に、子どもの関係で地域の祭りの手伝いで
ラムネとカットパインの販売をしておりました。
久しぶりにベタな売り子仕事で、昔、ホビーショップで売り子をしていた時のように
思い切り弾けて声を出し販売してました。(笑)
ジュエリーやアクセサリーでバナナのたたき売りのような販売は出来ませんからね。
声を出す度に人が来てくれ、気軽に楽しく買ってくださり、
子ども達も嬉しそうで、久しぶりに売ってる感があって凄く楽しかったですね。(笑)
久しぶりに物売りの原点に返った気がしました。

楽しく販売はベルデライトも同じ想いですが、
原価やモノを考えるとどうしようもない事ですし、
できるだけと思って価格を決めてはおりますが、
決して売っているモノが安くはないと自覚していますし、
いつも自分達がその価格のモノ、数十万のモノをどんな思いで
考え、悩み、決心し、買うかと考えると
良いモノだからと、決して気軽にお進め出来るモノではありません。
買っていただいて、本当にお客様にずっと満足していただけ、
長くお客様の気持ちを潤わせ、幸せにできるモノであって欲しいですから、
自分達がお客様に、どこかに少しでも無理をさせていないかと思ってしまいます。
それでもやはり買っていただきたいのも本音ですし、
だからこそ、せっかく買っていただくのだからという思いが強くあります。

先日、ある記念にもらった時計が壊れたので修理に出しました。
その時計の価値は分かっていたので、それなりの覚悟はしておりましたが、
やはり・・・思った以上の見積もり金額で、
一瞬、そのままにしておこうかとも思ってしまいました。
それでも、使用していた年月、その間にそれを身に着けていることで
得られた自分の余裕や思い、人からの評価(ちょっと嫌ですが、実際ありますし、
それを分かって身に着ける事もありましたから。)を考えると、
決して高くは無かったですし、それ以上に得たものが大きかったので、
思い切って修理を進めていただく事にしました。
できるなら、ベルデライトのジュエリーもその思いの価値で
お買い上げいただいた方が、長く長くご使用しただけ、
満足いただけるものであればと改めて思いました。
そうなるようなジュエリーとサービスをこれからも続けたいと思います。

そんな思いを新たに、今週の三越とデザインフェスタで皆様をおまちしております。

このページのトップヘ