梅雨に入り早々に雨が降りましたが、
明日は一時的に天気も回復し、暑くなりそうです。
ただ、不安定なようなので展示会ではそうならない事を願うばかりです。

その夏の展示会、毎年新作シリーズを発表していますが、
今年ももちろん発表いたします。
なんとその作品も本日できて来ました!

今年の新シリーズは棚橋も待望の贅沢ジュエリー
ムーンシュタイナーを利用したSGセミオーダー『波』  です。
今回も大きめの石を入れるタイプの『光の波』
小さめの石を入れるタイプ『音の波』の2タイプ 。
ムーン・シュタイナーやSGはカット自体が特徴的で
本当に石自体がアートになっています。
なので私のような素人だと、シンプルにそのままトップにするくらいで
何かすると余計なものになるんじゃないかと思いましたし、
正直、私的にはそういうのも見かけました。
で、棚橋がSGシリーズとしてムーン・シュタイナーで
ジュエリーを、しかもセミオーダーとして作るとなった時には、
本当に石に釣り合い、いや、それ以上により魅力を増すデザイン、
それもセミオーダーの枠として出来るのか?
と思いましたが、棚橋は見事にそれを実現して見せてくれました。
私自身棚橋の生み出すもののファンだからこそ一緒に
それを世に広めたい、知ってもらいたいと思って仕事をしているので、
いつものように手前味噌は承知で言わせてもらいますが
そうして生み出された『葛』シリーズは
伸びやかで繊細、それでいてボリュームと迫力を感じさせ、
ムーン・シュタイナーなどのSGに負けず、かといって主張し過ぎず、
しっかりと一体となってジュエリーとして
互いを引き立て合い魅力を放っています。

そして、今回の二作目。
こうした難しいバランスで二作目はどうするかと思っていましたが、
最初にデザイン画を見た時は、『葛』程のインパクトは無く
正直まあ悪くない、2シリーズめだし、奇抜ではないし、
なかなか良いかもといった感想でした。

それが今日、出来てきたモノを見た時、
自分がデザイン画で想像出来なかったモノがそこにありました。
棚橋が想像していたモノ、そこから職人さんが創造したもの、
それがSGのムーン・シュタイナー を飾り、その魅力をいや増していました。
シンプルなラインなのにしっかりと主張がありながら奥深い品を感じさせる。
また魅力的なシリーズが出来ました。
展示会での発表が楽しみです。

さあ、その前にその魅力的なジュエリーをDMに仕上げなければいけません。
早々に仕上げてお送りししないとですから。
DMが届くタイミングでHPにもビジュアルをupしますので
お楽しみに。 

※新シリーズの名前が仮だったのを入れてしまっていたので、修正いたしました。(6/12)