門前の小僧

ジュエリー&ルースショップのweb・グラフィック担当の私(小僧)が、
日常の日記を中心に、たまに門外漢であるジュエリー・宝石の事、業界の事を書いています。
もちろん、ベルデライトの情報も。つたないブログですがよろしければお読みください。

※このブログは本サイトであるベルデライトの1コンテンツとなっております。
そのため、分からない話は本サイトをリンクでご覧になりつつお読みください。

2016年09月

先週、サロンでの展示会を終えました。
中日には15周年記念の緑の夕べを開催。
ベルデライトではデイリーで宝石やジュエリーを
楽しんでいただきたいというコンセプトですが、
それを大いに楽しむハレの日がなかなか無いのも事実です。
それで少しでもそうした機会を作りたいと思い、
10周年で初めて開催し今回が二回目になりましたが、やはり楽しいですね。
10周年の時もそうでしたが、皆さんが弊店のジュエリーを身に着け
レストランで美味しい食事と時間を楽しんでくださる。
私達にとってそんな贅沢な時間はありません。
そして何より販売、セールの席でなく、ただそこではジュエリーや宝石、
私どもベルデライトへのお話し、そして他にもお客様の日常使いのことなど、
そうしたお話しを気兼ねなく聞かせていただけるのがとても有り難く感じました。
こうした機会をもっと持てればと10周年の時にも思いましたが、
なかなかそうはできません。
いつか周年フェアの度に開催出来るほどになりたいですね。
それにネットショップなので、
本当は交通費も含めご招待できれば良いのですけどね。
今回もいらっしゃれなかった方には、
せめて楽しい一時を過ごしていただければと
心ばかりの贈り物をさせていただきました。
本当に、いつかお客様皆様をご招待できるような会を開催したいですね。

さて、それを終えて、実は今週はベルデライトAgをメインに
伊勢丹浦和店の「オータムアクセサリーコレクション」に出店しております。
知り合いの方からのお声がけで、初めて催事フロアーではなく
1Fの通常フロアーに出店しております。
1Fのそうした場所はデパート催事に出店していたとは言え、
いつか出店してみたいと思っていたので凄く嬉しいです。
と思っていたら、今度は10月19日(水)から一週間、
西武池袋店の2Fのアクセサリーフロアーの
催事コーナーに出店することになりました!
しかも今度はベルデライトとベルデライトAgの
両方の商品をご用意してになります。
ギフト・ショーの成果とはまた別なのですが、
もっとベルデライトを知ってもらいたいと、
「そうした事もやります。」と言いだしたからか、
いろいろな方がこうしてお声を掛けてくれます。有り難いですね。
サロンにいらっしゃれない方、ネットでしか見られない方に
少しでも見ていただけるように、卸しもこうした催事も
しっかり出て行こうと思います。
詳しい事はまた告知していきますが、
これからの催事など、皆様も是非、
機会がありましたら足をお運びください。 
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

そして、明日からはいよいよ10月。ハロウィンの季節です。
もちろん毎年恒例のハロウィン企画も現在考え中です。
今年はどうするか・・・今から楽しみです。
どうぞそちらもお楽しみに。 

昨日から明日まで、SGセミオーダーの新作発表展示会を開催しております。
今回は残念ながら天候には恵まれず、三日間生憎の雨となりそうですが、
昨日は特に朝からの雨模様をみていて、
今日は誰もいらっしゃらないかもと覚悟していたのですが、
とてもありがたい事に、お客様が来てくださいました。
もう、それだけで感謝です。
続いて知り合いや別のお客様も続き、
おかげで雨の初日でしたが、おかげさまで良いスタートとなりました。

逆に雨のおかげで、暑すぎる事もなく、
お客様にはしっとりゆっくりジュエリーや石をご覧いただき、
お茶とクッキーをだしながら、石とジュエリーの話しからその他のお話しまで、
棚橋が思うままにお話しさせていただきました。笑

普通の宝石店の展示会に行ったりしている方には大抵驚かれますが、
扱っているのは数十万からのジュエリーもあるというのに、
私達、ベルデライトの展示会はいつもティーパーティーのような
お茶会のような雰囲気なので、
初めてのお客様には少し面食らう方もいらっしゃるようです。
でも、そうした気軽な雰囲気で、まずは石をそしてベルデライトのジュエリーを
何より石を楽しむ事を知っていただきたいので、
お茶を飲みリラックスして、思うままに石の事や宝石への疑問、
私達ベルデライトの事を聞いていただき、
その時間を楽しんでいただけると嬉しく思います。
 
もちろん普段がネットショップなので、
実際に石やジュエリーを手に取って触れてもらう機会でもあります。
これも本当に大切な事で、お客様も私の拙い写真では表現しきれていない
色やその輝き、深みを知って、画面との違いを感じてくださいますし、
ジュエリーも立体感や重量感、指通りにモノとしての魅力を感じてくださいます。
一度でもそうして実際に石やジュエリーにご覧になり、触れ、感じていただくと、
その後は画面からでも「こんな感じ」「これならこのくらい」と
少しでも感じていただけるようになります。 
もちろんネットショップなので、ネットだけでオーダーをくださったり、
お買い上げくださる方もいらっしゃいます。
でも、実はその度に納品が終わるまでは、私達がドキドキとしております。
納品し、その方々が商品を手に取ったあと
ネットで見ていた以上に良かったと喜んでくださると
こちらが本当に嬉しくなります。
ものがものだけに大抵は実物の方が良いと言っていただけるのですが、
色味の違いなどはどうしようもないですから、
逆に、そうした時に、できるだけお客様の方で心理的な負担を感じずに
返品していただけるようにとも思っております。
それで石やジュエリーに嫌な想いを持っていただきたくありませんし、
その一度の無理でダメになるより、お客様が良いと思うものを手に入れていただき、
これなら次も・・・と思っていただきたいですから。

とは言え、ネットだけではその為に一度は買っていただくことになってしまいますから、
機会がある方は、是非展示会に足をお運びください。

今回の展示会は明日までで、次は11月、京都での展示会の予定です。
もちろん、サロンのご予約は何時でもできますので、
実物を見てみたいだけでも、ベルデライトを感じたいだけでも、
棚橋に石のお話しを聞きたいだけでも、どうぞ気軽にご予約ください。 
もちろん、お茶とクッキーをご用意してお待ちしております。

さて、明日は最終日、それに今夜は15周年記念の「緑の夕べ」です。
皆様も良いジュエリーライフを。 

9月に入りバタバタとしている間に、もう後半。
ギフト・ショーの後にと予定していた
甲州貴石切子を使用したSGセミオーダーの新作
「メグル」と「カイハ」のお披露目展示会、
そして緑の夕べも、もう数日後となりました。

この時期は普通なら展示会は無いのですが、
最近は何かしら企画をしている気がします。
今回は、一昨年に立ち上げたSG(スペシャルジェム)セミオーダーで
新作を2シリーズも作ってしまい、
しかもジュエリーデザインの公募とギフト・ショーに合わせて制作し、
皆様への直接のお披露目がまだだったため、
是非、ご覧いただきたい! 見せたい! と思い、
秋の京都の展示会までは長すぎて我慢できなかったので、
東京で今、第一弾のお披露目となりました。
もちろん、京都には京都で毎年恒例のシリーズ新作を発表しますから。
今年はポワソン・ルージュシリーズなので、その新作となります。
既にそれも棚橋がデザインを初めておりますのでお楽しみに。

さて、今回のSG(スペシャルジェム)セミオーダーの新作「メグル」と「カイハ」
以前にも書いたかもしれませんが、
甲州貴石切子という宝石のカットと切り子の技術を合わせて
生み出されたものなのですが、
桔梗カットで有名な清水貴石さんの商品です。
実は面面のルースのカットと裏面と言うのでしょうか、
彫り込まれる切り子の形がいくつかあり、
その組み合わせも何通りもあります。
本当なら、全ての組み合わせをご紹介したいのですが、
そうも行かないので、少しづつご紹介出来ればいいなと思っております。
今回の現品にしようしている石は、棚橋がツーソンで原石で買ってきたものを
その組み合わせを棚橋が吟味し、カットをお願いしたもので、
やはり基本として棚橋の石への拘りと好みが反映され、
結果として、ジュエリーとして魅力的なものに仕上がったと思っております。

そして、形をご覧いただくとお分かりになるように、
今回の新作2シリーズは完全に石の大きさ、形まで決まっております。
そういう意味ではベルデライトのセミオーダーとしては
微妙に考えてしまう部分があるのですが、
それでも純粋に綺麗な文様と輝きに惹かれ、
日本のスペシャルジェムとしてご紹介したいという思いが強くなりました。
しかもこの原石でやってもらいたいという思いから、
こういう石なら・・・と棚橋の想いがデザインへと昇華し、
思わずジュエリーデザインの公募に出してみるまでいってしまったので、
それならベルデライトとして紹介しようとSGセミオーダーシリーズとして
発表する事にいたしました。
大抵の石なら留められる通常のセミオーダーとはもともと異なるラインですし、
形は同じでも棚橋の気持ちで石の個性の選別はあり、
その上での石のカットからですから、
自信を持って、当ブランドのラインに入れることにいたしました。

そのおかげというか、この甲州貴石切子のシリーズに関しては、
清水貴石さんの在庫や棚橋の仕入れる原石から
ご希望の石を探したり、カットする事も可能なので、
弊店に石の在庫がなくともご相談いただければ
ルースをカットしお作りする事も可能です。
もちろん棚橋が拘れる部分は妥協せず石を選びますので、
そこはご安心ください。
ご希望があれば、いつでもご相談ください。

その「メグル」と「カイハ」、
現在、ギフト・ショーだけでなくサイトでも、写真ではとても評判が良く、
「メグル」はサロンに来て下さった方にも大変好評でした。
「メグル」は直径13か14mmの甲州貴石切子、
「カイハ」は直径10mm前後の甲州貴石切子を使用しています。
なのでメグルは迫力と落ち着きを、カイハは可愛らしさと
どこか大人の躍動感を感じさせてくれる魅力に溢れています。
今回の展示会は両方を手に取る初めの機会となります。
秋の連休中ですが、是非、遊びにいらしてください。

いらっしゃれない方々も、
「カイハ」を販売ページにUPしますので、ゆっくりご覧ください。
もちろん、お問い合わせ、ご質問はお気軽に。

さて、木曜からの展示会に向け、準備準備です。
皆様も良いお休みを。 

水曜から金曜まで、三日間のギフト・ショーが終わりました。
初めての本格的な卸業へのチャレンジでしたので、
いろいろと考える事はありましたが、まずは無事終了です。 

私達ベルデライトの考えや思いと
選んできた石と生み出してきたジュエリー、アクセサリーを
見て知って、そして気に入っていただきたいと思い出た商談会でしたが、
なかなか最初からは難しいですね。
私達自身、お客様に直接でなく、お客様に届けてもらえるように
魅力を伝えるというのに慣れていなくて、
まだまだ自分達の魅力を知っていただけなかったようです。
それでも見てくださった方々には好評で、
Agのアクセサリーからアネックス、そしてベルデライトのジュエリーまで
幅広く三ブランド、三ライン用意出来る事と
そのどの石も綺麗な事は気に入ってくださいました。
特にマッチング企画で商談させていただいた会社様には、
それぞれにベルデライト、ベルデライトAgが好評だったのですが、
ベルデライトはAgが在る事で幅広い展開を期待してもらえ、
Agはベルデライトが在る事で品質への信頼が増していました。
それは棚橋自身の想いを芯とした同じ核を持っているからこそ
ブレなく創ってこられた2ブランドのおかげであり、
その上で意識して創り上げてきたものが間違っていなかったと
私達自身に思わせてくれました。
どこまでいっても「石を楽しんでもらう。楽しみたい。」
それがベルデライトの、棚橋の原点です。
今回、ギフト・ショーを皮切りに、チャンスがあれば
これからは大いに卸をさせてもらおうと考えておりますが、
改めて、いっそう直接皆様にその想いを届けたい。
私達の商品を手にとって感じてもらいたいと思いました。
卸も小売りも私達のスタンスはなんら変わりません。
ただ同じ事を伝える。
今回、いろいろとかまえてしまっていた自分に気づきましたので
これからはもう少し自然に広げていこう思いました。
でも、せっかく卸もする事に決めたので、
皆様にもいろいろなところで見てもらい、
触れてもらえるようにがんばっていきます。 

さて、でも直接皆様に伝えるのはもっと大好きなことなので、
次は自分達の展示会です。
今回ギフト・ショーで展示した新たなSGセミオーダーシリーズ
「カイハ(海波)」を初お披露目!
9月22日(木)、23日(金)、24日(土)の三日間
ベルデライトサロン1F seed-time Galleryでの開催になりますので
お楽しみに。
詳しくは近日中にHPにUPいたします。
また、新シリーズ「カイハ」は数日中にページにUP、
販売、受注を開始します。

卸しに小売り、これからのベルデライトを
ますます応援してください。
石好きの皆様の応援が棚橋には
一番嬉しいエネルギーになりますから。 

いよいよ来週水曜からはギフト・ショーの開催です。
火曜から搬入ですので、カレンダーの予定に書いているように
火曜から金曜まではサロンはお休みとなります。
もちろんネットでのお問い合わせには、
多少、お返事が遅れる事があるかもしれませんが、
対応いたしますので、気になる物がありましたら、
どうぞ気軽にご連絡ください。

そして、そのギフト・ショーで発表し、
その後の弊店の展示会で発表予定の
甲州貴石切子の新作SGセミオーダージュエリーが上がってまいりました。
第一弾で発表した「メグル」シリーズは石の大きさが13mm、14mmほどで、
初めてご覧になる方でも切子カットを楽しんでいただけるよう
少し大ぶりなものを提案しましたが、
今回はそれよりも少し小降りの10mm前後のルースを想定してデザインいたしました。
新作のテーマは波。青海波をモチーフのシーダンスシリーズ、
水の流のフローラインなど、波は棚橋の好きなモチーフで、
これまでもそうしてデザインしてきましたが、
今回はそれに加え、もう一つの棚橋が好きなモチーフ「唐草」を加え、
「波唐草」といったイメージです。
浮世絵の波のような・・・というのでしょうか、
デザイン画でも良い感じで表現されていましたが、
それが石を入れて出来上がってくると
もっとハッキリとわかり、立体感をもって波が見え、
更にはそこにある甲州貴石切子がその模様と相まって
その情景を思い浮かばせます。
さりげなく表現され、でも輝く世界がそこにありました。
まだ、商品はUPできませんが、
石を上下どちらに向けて着けても楽しめる
それでもその世界を損なう事のない輝きと魅力。
いつもの手前味噌ですが、やっぱり良い出来です。
棚橋と職人さんが生み出す新作ジュエリー 。
甲州貴石切子の新たな魅力をを引き出し、楽しめるジュエリーデザイン。
早く皆さんにご紹介したいです。
現在、シリーズ名を考え中ですが、ギフト・ショーの後、
出来るだけ早くページにUPいたしますので、もう暫くお待ち下さい。

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